己事究明【こじきゅうめい】

 禅の言葉に 己事究明【こじきゅうめい】 という言葉があり、とても大切にされている言葉です。深い意味がありますが、噛み砕いて説明をさせていただくと



 己 = 自己・自分

 究明 = 知ること




 という意味がありますので己事究明は 「自分を知る」・「自分に真正面から向き合う」 といった意味があります。


ひらめき こまめ
↑↑↑ 自分と向き合い 気付いた こまめちゃん






 「自分を知る」ことや「自分を見つめる」ことは簡単なことではありません。 自分のことは自分が一番知っていると思い込んでしまうことも珍しくありません・・・



 以前、お寺の行事で沼津市内(車で1時間程度の距離)のお寺へ出かけたとき、年配の女性に





 「お国はどちら?」





 と聞かれました。 相手が年配の方でしたので、「市町村」 を 「国」 と表現されていると思い






 「静岡市です。少し前まで清水市と言われていたところです。」






 と答えました。すると女性は大変に驚きながら






 「え、日本の方でしたか!!? 御両親は日本の方??」






 とさらに質問をしてくるので、






 「はい、日本人です。日本人の父と日本人の母から こんな濃い顔の日本人が産まれましたよ!」






 と答えると、質問をした女性だけでなく周囲の方々も 驚いていました。



 しょんぼり こまめ




 自分自身としては濃いと自覚をしていますが、そこまで驚かれる程とは思っていませんでした・・・・






 自分の表面部分すら 究明できていない私の「己事究明」はこれからも続きます・・・・
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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