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保育園児坐禅体験 こぼれ話 【動く園児に気がつかない】

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保育園児の坐禅体験中に妻が写真撮影をしてくれています。


「今回は初めて動画を撮ってみた!」


と言って見せてくれた動画を見て驚きました。






ほとんどの園児が姿勢よく動かず座っているのに、1人だけグラグラ動いている園児が写っていたのです!!


そして、一番驚いたことは一緒に座りながら園児の様子を見ていた私が動いている園児に気がついていないことです!!!


実は、妻が撮影した映像に入り切っていない部分で座っている1人の園児が“ものすごく”動くのです。


ですから園児の様子を見て歩いているときに、その園児のことは気がついて何度も注意をしています。映像にもその園児に向かって歩いて行く私の姿が何度も写っています。


映像に残っている園児の前を通過しながら・・・・


私は一番よく動く園児に目を奪われ、2番目によく動いている園児に気がついていなかったのです。そのため2番目に動く園児は注意されることなく坐禅体験を終えてしまったのです。


まんべんなく全体を見なくてはいけないのに出来ていない・・・


情けない自分の姿を見ながら、次回からはひとりひとりを注意深く見ようと決心をしています。

保育園児の坐禅体験 【年長・年中組】 第10回

園児との会話です。



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「この間、ここで大般若という大事なお参りをしました。20人以上の和尚さんが“み~んなに良いことがありますように”とお参りをしてくれました。」

園児
「すご~い」


「和尚さんだけじゃなくて、近くに住んでいる人達も100人くらい来て、みんなでお参りをしてくれたんだよ!!」

園児
「すご~~い!!」


「た~くさんの人がお参りをしてくれた場所には、この御札があってお参りに来てくれた人は持って帰りました。この御札にはみんなが楽しく過ごせて悪いことから守ってくれる力があるんだよ・・・この御札が欲しい人?」

園児
「は~い!!!」


「残念、あげられません・・・」

園児
「え~~。」


「御札が欲しい? ごめんね、でもあげられないんだ・・・ でも大丈夫!!今からみんなに、この大切な御札を心の中に作る方法を紹介します。」

園児
「わーい!」


「じゃぁ、みんな 右手をだして!! 左手もだして!! そうしたら、右手と左手を合わせてください!!はい、出来上がり!!! 手を合わせたら みんなの心の中に御札の完成です!!」

園児
「わ~い!?」






・・・話を聞いていた妻に坐禅体験終了後「子供達がポカンとしてたじゃん!あれじゃぁダメだね」と言われ反省しています。







東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は毎月お寺に坐禅をするためにやってきます。





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年長・年中組、共に今年度に入って10回目の坐禅体験です。




と言っても、年長組はすでに1年間坐禅体験に通ったベテランさん達です。合計すると22回目の坐禅体験です。







年長組はすでに小学生と同じ15分の坐禅を2回、静かに坐ることができるようになっていますし、年中組も10分以上坐ってもほとんど動くことなく最後まで集中して坐ることができています。



1ヶ月に1回の坐禅体験ですが、私にとっては日々成長していく彼らの姿に感動しながら一緒に坐ることができるありがたい時間です。


せっかく坐禅に来てくれているので、お寺のことや仏教のことを毎月話しています。



今月は大般若【だいはんにゃ】を紹介したのですが、うまく伝えることができず反省しています。


手を合わせた姿が仏の姿であり、御札そのものなのです。


どうしたらこのことを伝えることができるようになるか模索しながら頑張っていきたいと思います。






年長・年中組 10回目の坐禅体験では


大般若という法要があり、法要の後には御札を分けてもらうことができること。そしてその御札と同じくらい尊いのが自分自身が手を合わせた姿


ということを学んでいってくれればうれしいです。

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保育園児の坐禅体験 【年長・年中組】 第7回

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「これは誰でしょうか??」

園児
「お釈迦様!」「和尚さん!」「怖い顔の人!」


「おしいなぁ、この方はみんなが知っている達磨様【だるまさま】だよ!」

園児
「えー、丸くないよ!」


「そうだね、よく見て!足もあるよ。
みんなが知っている達磨様と違うけど、こちらも達磨様だよ。
すごく昔の和尚様で、今日もみんながした坐禅の素晴らしさを教えてくれたんだよ!」



10月に坐禅体験にやってきた保育園の園児達との毎年恒例の会話です。







東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は毎月お寺に坐禅をするためにやってきます。




年長・年中組、共に今年度に入って7回目の坐禅体験です。

と言っても、年長組はすでに1年間坐禅体験に通ったベテランさん達です。合計すると19回目の坐禅体験です。






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彼岸が過ぎて、10月というのに蒸し暑い日でしたが、どちらのクラスも真剣に坐禅に取り組んでいます。


坐禅で座っている時間はこれまで約10分を2回、合計20分でしたが、今月からはもう少し長くしています。





ベテランの年長組は坐禅が終わると


「まだまだ座れる~!」


と元気いっぱいです。




保育園児の坐禅体験では、いつも坐禅以外にも仏教の教えなどに親しんでもらっています。






今月(10月)は10月5日が御命日の達磨様の話しをしました。


毎年同じような話をしていますので、年長組は2回目の会話です。

1年経てば見事に忘れているので、新鮮な気持ちで目をキラキラさせながら話を聞いてくれます。

・・・キラキラと目を輝かせてくれるのはうれしいのですが、話した内容を覚えておいて欲しいとも願ってしまう情けない私がここにいます。






年長・年中組 7回目の坐禅体験では

達磨様は坐禅に必死に取り組まれ、坐禅の大切さを私達に伝えてくださった最初の和尚様

ということを学んでいってくれればうれしいです。

保育園児の坐禅体験 【年長・年中組】 第6回

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保育園の園児に、おはぎの写真を見せて 「これは何かわかるかな??」と質問すると



「???」



中には「あんこ餅!」と答えてくれた園児もいましたが、ほとんどの園児は分かりませんでした。私が



「これは おはぎ だよ!」



と伝えても、




「おはぎ?」



と初めて聞いた様子でした・・・・








東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は毎月お寺に坐禅をするためにやってきます。




年長・年中組、共に今年度に入って6回目の坐禅体験です。



と言っても、年長組はすでに1年間坐禅体験に通ったベテランさん達です。合計すると18回目の坐禅体験です。


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どちらも真剣に坐禅に取り組んでいます。




坐禅で座っている時間は約10分を2回、合計20分です。


ベテランの年長組は坐禅が終わると


「まだまだ座れる~!」


と元気いっぱいです。


年中組は少しずつ座る時間を増やしていき、今回初めて10分を超えて座ることができました。


こちらは、10分を2回座るとヘトヘトになっています。







保育園児の坐禅体験では、いつも坐禅以外にも仏教の教えなどに親しんでもらっています。



今月(9月)はお彼岸の話しをしました。


おはぎの話しからお彼岸の話しに移行しようと思っていましが、見事なまでに作戦失敗です。



もちろん「お彼岸」なんて聞いたことはありません。


説明をしましたが、1度話を聞いただけでは覚えてはもらえません・・・


春のお彼岸前にも、もう一度話をして “お彼岸という大切な習慣があり、この時期におはぎ・ぼたもちをお供えすることがある”ということを粘り強く伝えていきたいと考えています。







年長・年中組 6回目の坐禅体験では




お彼岸という習慣があること。

あんこ餅はおはぎとも言う





ことを学んでいってくれればうれしいです。

保育園児の坐禅体験 【年長組】 第1回

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小さい子供と大人が同じように転んだとき、大人の方がケガをしやすいと聞いたことがあります。


体の柔軟性の違いがあるためです。


子供はまだまだ体が柔らかいが、大人になると固くなる。


大人になって体が固くなるほど、そして年齢を重ねるほど転んでケガをしやすくなっています。


もちろん、大人になっていくとき 何もしない人と、体を動かして柔軟性を維持するようにした人ではケガのしやすさは違います。



では、体ではなく心はどうでしょうか?


やはり、心が固くなれば 心のケガにつながってしまいます。


しかし体と同様に心も固くならないように柔軟性を維持する必要があります。


心を柔軟にする方法は坐禅など多くあります。


その中でも効果的だと私が感じている1つが、五体投地【ごたいとうち】です。



五体投地とは仏教徒の最も丁寧な礼拝です。

五体とは全身のことで頭、両肘、両膝を地面に付き、全身を投げ伏して、相手の足を頭の上に頂く形で礼拝します。

五体投地をくり返すと謙虚になり、心に安らぎを得られると言われます。この習慣を身に着けることで私達の心は柔軟になっていきます。



※五体投地についてはこちらの記事でも紹介しています





東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は毎月お寺に坐禅をするためにやってきます。




今月(4月)も、年長組の子供達がやってきました。


年長になって初めての坐禅体験ですが、彼らは年中組のときから1年間通っているベテランです。


坐禅の仕方も茶礼【されい:行儀よくお茶を飲む】は覚えてくれています。


ですから、しっかりと実践をしてもらいます。



でも、仏教のことお寺のことなどまだまだ学んでほしいことはたくさんあります。


せっかく坐禅体験にやってきてくれるのですから、お寺のことをもっと知ってもらいたいと私は考えています。



そこで、今月は坐禅体験終了後に五体投地【ごたいとうち】の練習をしました。


慣れない動きなので苦労はしていましたが、楽しみながら覚えてくれました。




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年長組 第1回目の坐禅体験では


・これまでに覚えた坐禅や茶礼などの実践
・五体投地で心を柔軟にする



を学んでいってくれればうれしいです。

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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