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内側から光るから美しいもの


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長女が小学校でランプを作ってきました。





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うれしそうに部屋の電気を消してランプのスイッチを入れると描いた絵が浮かび上がります。





それを妹(次女)が興味津々で「私も、私も」といじりました。




原理を理解していない妹も電気を消してランプのスイッチを入れてランプを照らす・・・



・・・



・・・



・・・





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浮かび上がりません・・・



「外からじゃ駄目だよ!中にライトを入れないと!」


長女が叱りました。







仏教では、自分自身が仏なのだと実感し生きていくことを目指します。


“臨済宗ノート”【昭和38年 其中堂発行 伊藤古鑑著】の子供向けページにも


おまえ、手もある。足もある。目もある。耳もある。口もある。

ほとけさまと 少しもかわらないのじゃ。それを悪く使うなよ。ほとけさまのように使え。




という臨済禅師の言葉が紹介されています。





自分自身が仏なのだと気がつくことはランプの光源を中に入れるようなものだと感じます。



いくら外から照らしても自分自身が仏さと気がつかなければ本来の姿を表に出しことはできません。



娘達のやり取りを見ながら、私も外から誰かに照らされることを期待してはいけない。

外から照らされても本来の姿を見ることはできない。

仏様と同じ人としての体や命をいただいた以上、自分自身の内側から光り輝くように精進していかなければいけないと感じました。

変われる自分と 変えられない他人

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調べ物をしていてお寺にあった古い本を読んでいると ある和尚様の言葉を思い出します。






その和尚様は、自分が生活をしているお寺に大量の本があることに不満を感じていたそうです。


これらの本は、歴代の御住職方がそろえていった本だそうです。


若かった和尚様は部屋を占拠する本を見て「こんな本をいつか捨てて、部屋を広々使ってやる!」と感じていたそうです。 



しかし、この和尚様自身が布教のための勉強を熱心にするようになった頃、本が積まれた部屋に入ったときに「これまでゴミの山だと思っていたが、この大量の本は宝の山だ!」と感じたそうです。





本は昔から本であり、内容も変わっていません。 しかしゴミから宝になりました。

本がゴミから宝に変化したのはなく、「自分」が変化したのです。







以前、私は内臓の病気で入院したことがありました。


食事は許されず、点滴で栄養を体内に流し込んでいました。


ある程度治療が進んだとき、久しぶりに食事をとってよいと許可が出ました。


提供された食事は 薄~いお粥でした。


健康的なときには薄いと感じるお粥でしたが、1週間ぶりの食事と言うこともあって薄~いはずのお粥が本当においしかったことをよく覚えています。




これも、お粥が変化したわけではありません。

「自分」が変化をしたのです。






他人を変えることできません。しかし、自分を変えることはできます。


調べ物のためにたまたま手に取った本の一節に、下記の子供向けの言葉がありました。





ほとけさまのいましえ


むさぼり

この世界の あらゆるものが

みんなお金になったとしても

人はそれでも満足しない

このかぎりない 慾のこころに

人のくるしみの もとがあるのだ








自分が満足し幸せになるためには、

外にある“あらゆるもの”が変化しても意味はなく、自分自身が変化しなくてはいけにことを表してくれています。



自分自身を変えていくことの大切さを改めて感じます。

孫の手を引いて寺に行け!

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子供や孫がニセ宗教にだまされて被害にあわない方法は、子供や孫の手を引いて寺に行くことだ!!




これは、ニセ宗教の被害にあった人々を支援してきた弁護士さんの言葉です。



ニセ宗教にだまされて信じられないほどの被害にあう人々に共通することは、

「初めて接した宗教がニセ宗教であった」

と言うことだそうです。






お寺に行ったことがない、葬式や法事に参列したことがない。

そんな人にとって初めて接した宗教が偽物だった場合、判断基準がないため、ニセモノの言葉を信じ切ってだまされてしまう。

さらにだまされていることに気がつかないので、被害がどんどん増えていく。

こうして、被害が大きくなりすぎて どうしようもなくなって初めて弁護士の所に相談に来るそうです。





ですから、弁護士の先生は解決方法として、


「子供や孫の手を引いて寺に行くことだ!!」


と、伝えているそうです。







東光寺(静岡市清水区横砂)には、弁護士の先生がすすめる「子供や孫の手を引いて寺に行く」行事がいくつもあります。




もちろん、多くのお寺にそのような行事があります。




大切な子供や孫が将来ニセ宗教の被害にあわないようにするためにも、多くのお寺の行事に参加していただければと願っています。



そして、私自身も多くの方がお寺に行きたいと感じていただけるように力を尽くしていきたいと考えています。

辻説法の御案内 【2019年度】



「気軽に仏教の話を聞きたい。法話を聞きたい。」

という方にぴったりな企画があります。それが





静岡市静岡仏教会・青年部様が主催する法話会

辻説法の会 ~仏教は心の常備薬〜






です。




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※写真をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。





毎月1回 午後7時から新静岡駅近くの「写楽館」で法話会が開かれています。

※写楽館 静岡市葵区伝馬町8-1 サンローゼビノレ3階
(新静岡駅けやき通り囗すぐ前)





会場がお寺ではなく、繁華街の中の写真館というのも「知らないお寺って入りにくい」と感じる方が多い今の時代にピッタリです。




どなたでも、予約なしで気軽に、そして無料で法話を聞いていただくことができます。是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。





また、大変に有難い御縁をいただき、昨年に引き続き、未熟者ですが私もこの辻説法で話をさせていただきます。私は平成31年(西暦2019年)6月19日(水)午後7時~から法話をさせていただきます。



なんと、昨年に引き続き「テーマも内容も自由!」とのことで、何を話すか悩みながら原稿を作っています・・・



興味のある方がいらっしゃいましたら、この日もぜひ足を運んでいただければ幸いです。

除霊には草取り!

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私はお寺で育ち、お寺で暮らしていますが幽霊に出会ったことがありません。



子供の頃は友達に「幽霊が出そうだけど怖くない?」とよく聞かれましたが、残念ながら見たことも感じたこともありません・・・
ですから、幽霊に対してなにが有効なのか知りません。

塩が良いのか、ニンニクが効くのか、それとも豆でも投げればいいのか・・・



しかし先日、




幽霊には草取りが効果的だと知ることができました!!



先日、お寺に見知らぬ男性がやってきました。そして質問をするのです。






男性
「こちらで除霊はできますか?」


私(僧侶)
「除霊ですか? あの、幽霊を取り除く除霊ですか?」


男性
「そうなんです。私は霊に取りつかれたみたいで、数年間ずーっとすぐ後ろに霊が付いていて暴言を吐かれ続けているんです。」



「それは大変ですね。しかし申し訳ないのですが私自身は幽霊など見ることも感じることができません。ですから除霊もできないんです。」


男性
「そうですが、こないだ○○寺で除霊をしてもらったんですが全然効果がなかったんです。」



「それは大変ですね。ちなみに今も幽霊があなたの後ろにいて暴言を吐いているのですか?」


男性
「あ、今はいないみたいです。たぶん玄関の向こうにいると思います。」



「では今は静かなんですね。他には霊を感じないときはどんなときですか?」


男性
「私は農家なんだけどね、草取りをしているときは霊を感じないよ!うん、草取りをしているときは聞こえない!!」


男性は、そういうと「ありがとうございました」とお礼を言って帰っていきました。




男性は私に除霊の能力がないことを知ってがっかりして帰っていったのか、それとも会話の中で除霊に草取りが有効だと気がついて帰ったのか分かりません。




しかし私は、草取りが除霊につながると気がついて帰られたと信じています。




仏教・禅では「なりきる」ことを大切にします。

勉強するときは勉強そのものになりきる。

会社で働いているときは、その仕事になりきる。

食事のときは食べることになりきる。




その瞬間・瞬間を、今を一生懸命生ききることが大切だと説いてます。


「なりきる」・「今を一生懸命生きる」ことで心に煩悩などの迷いが生まれる隙ができないのです。


煩悩や迷いが生じることで感じる違和感を「霊」や「幽霊」と呼ぶのなら、普段から集中して草取りをしている方であればいつも通り草取りをすることが除霊になることは間違いありません。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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