坐禅って痛いし厳しいですよね

500鉄鍋と坐禅


私、普段は鉄製の鍋(フライパン!?)を使っています。



朝食ではみそ汁などの汁物やお粥作りに大活躍をしています。



この鍋、持ち手まで鉄製です。



そのため、かなりの重さがありますし、持ち手も熱くなります。






500鉄鍋と坐禅3

出来上がったみそ汁を器に移す際、重い上に手袋をして持つため微妙な力加減ができず、少しこぼしてしまうこともあります。







500鉄鍋と坐禅2

先日、手袋が見当たらず近くにあったタオルを使いました。




熱いです!!




短い時間なら、ぎりぎりで持っていられる熱さです。




しかし・・・




厚手の手袋よりも微妙な力加減が可能だったように感じました。





厚手の手袋だと手を守ることは簡単だが微妙な力加減ができず、少しこぼしてしまうことがある。しかし、鍋としてしっかりと役割を果たすことができる。

薄手のタオルだと手を守ることはできないが、微妙な力加減ができて、鍋としての機能を使い切れるのです。




そんなことを感じていました・・・・








東光寺(静岡市清水区横砂)では坐禅会を開催しています。




毎月第3土曜日の夜7時30分からの坐禅会

小学校の長期休暇(夏・冬・春)に行う子供坐禅会

喫茶店でのイス坐禅(友引喫茶)




など、様々な形の坐禅会を開催しています。

※詳しくは上記の名前をクリックしてください






そして、坐禅会に初めて参加される方によく言われるのが



「坐禅って厳しいですよね!?足が痛いのを我慢しなきゃいけないし、ちょっとでも動いたり寝たりしたら木の棒で殴られるんですよね!?」



といったようなことです・・・




しかし、東光寺の坐禅会は一般の方を対象にした坐禅会ですので決して そのような恐怖体験をしたりはしません。



身体と呼吸を調える体験をする場所ですので、ゆったりと座っていただくことを目指しています。





では、実際に僧侶として修行をする場所ではどうでしょう。私自身は立派な修行をしてきたとは決して言えませんが、やはり坐禅を含めて修行は厳しいものだったと思います。そのため、様々なことを感じることができたと思います。





この感覚は鉄製の鍋を使う感覚に似ている気がします。




厳しさよりも、ゆったりと呼吸を調える東光寺の坐禅会は、厳しい修行をされた方や、厳しさを求めたる方には物足りないかもしれません。
しかし、少しこぼしてしまうことがあるが、しっかりと役割を果たすことができる鍋と同様に、坐禅の姿を十分に感じることができると思います。




自分自身を使いこなすための厳しさを求める方は、厳しく指導してくださる坐禅会を御紹介いたしますので、ぜひお声かけください!

開山忌と羊羹の物語


毎年6月の最終日曜日は東光寺(静岡市清水区横砂)開山忌です。




開山忌とは、各お寺の1番最初の和尚様の法事だと考えていただくと分かりやすいかもしれません。



500開山忌と羊羹1706254



今年も多くの檀信徒の皆様と一緒にお参りをすることができました。



ありがたい御縁に、ただただ感謝いたしております。






東光寺では開山忌のお供え(お菓子)は「羊羹:ようかん」という習慣があります。



500開山忌と羊羹1606266

以前もブログで紹介をさせていただきましたが、羊羹は斜めに切ります!

※なぜ羊羹を供えるのか、どのように斜めに切るかは、こちらをご覧ください。




ところが、最近では家族の人数が少なくなってきた影響なのか、羊羹が2つパックに変化してしまいました・・・



500羊羹物語1611172




ですから、前回の羊羹はこのようにお供えしました・・・




500羊羹物語1611173




※前回の羊羹の様子はこちらをご覧ください。




しかし、やっぱり少し寂しく感じます・・・



ですから、今回の羊羹は少し考えました。



そして、これが今回の羊羹です!



500開山忌と羊羹1706253




高さが出ました!!!





500羊羹物語1

以前は長い羊羹を





500羊羹物語2

斜めに切れば問題はなかったのです。





500羊羹物語3

しかし、羊羹が2つパックになってしまった。ですから、考えました・・・



500羊羹物語4

そして思いつきました。




500羊羹物語5

1つは垂直方向に、1つは斜めに切って




500羊羹物語7

それを重ねれば・・・




完成です。




うん、完成です!!




「羊羹の切り方に時間をかけるのならば、もっと他のことを勉強しろ!!」




と言われてしまうかもしれませんが、備忘録として書き記しました・・・

7歩目のチャリティnight


500チャリティーナイト



先日、ありがたい御縁をいただき法話をさせていただいた「7歩目のチャリティnight」の様子が主催する しずおか女性起業家の会 様のブログで紹介されていました。

※こちらをクリックするとブログへ移動します





 不出来な法話を忍耐強く聞いてくださった皆様に感謝申し上げます。





チャリティnightとは、しずおか女性起業家の会が開催する児童虐待防止の啓蒙活動で夜開催のチャリティイベントです。
※詳しくはこちらをご覧ください





おしゃれなピザ屋さんにお坊さんという不思議な空間でしたが、多くのことを勉強させていただきました。




児童虐待のことは教員時代に多少なりとも目の当たりにしたり、勉強をしました。




しかし、今回のチャリティーnightでは、児童虐待から子供達を守ろうとしてくださっている方々が、こんなにも身近にそして力強く存在してくださっていることを知ることができました。




また、それでもまだまだ多くの力が必要だということを知り、これからは微力ではありますができる限りご協力させていただきたいと感じました。

足を踏み外さないために


昨日、東光寺(静岡市清水区横砂)も全国の皆様と同様に大雨に見舞われました。


500大雨170623

境内の保育園も、浸水することはありませんでしたが、教室の近くまで水が来ました。



500大雨1706232




原因は短い時間に急激に大量の雨が降り、川へと続く裏の用水路があふれたことです。



境内の水は用水路へ流れるのですが、用水路がいっぱいなので水はどんどん溜まってしまうのです・・・



裏の用水路は、普段ほとんど水が流れていません。



500大雨1706233



しかし、今回の雨で用水路はあふれ、道路と用水路の区別がつかなくなっていました!



手すりが(ガードレール)があるので、落ちることはありませんが、



もしも手すりがなければ水の中をジャブジャブ歩いていると、用水路に気が付かず流されてしまうかもしれません。



私は幼少期に川で遊んでいて、急に深くなる場所で足をとられて溺れ、偶然近くにいた大人に助けてもらったことがあり、今でも危険を感じる水辺は苦手です・・・





仏教には六道【ろくどう】という考え方があります。



六道とは





地獄
 苦しみの世界です。

餓鬼【がき】
あれも欲しい これも欲しいと 欲張り続ける世界

畜生【ちくしょう】
苦しみが多くて、楽しみがほとんどない。みんなが自分勝手に生きている世界

修羅【しゅら】
いつもケンカをしたり戦争をしている世界

人間界
いろんな悩みをかかえて生きている世界

天界【てんかい】
楽しそうな世界だけど、いつこの楽しい世界から追い出されるかビクビクして過ごす世界






という6つの世界があり、私達はこの6つの世界を生まれ変わり死に変わると考えられています。



そしてもちろん、実際に亡くならないと生まれ変わり死に変わることができないということでもありません。



今、生きているこの瞬間も生まれ変わり死に変わるのです。




川で遊んでいて、油断をすれば急に深くなる場所で足をとられて溺れるように、いつどこで六道の中を生まれ変わり死に変わるかはわかりません。



しかし、道と用水路の間に手すり(ガードレール)があれば誤って用水路に落ちる可能性は少なくなります。





では、人間界で生きている人が突然地獄や修羅の世界などに落ちないようにするためには、どのような手すり(ガードレール)が必要なのでしょうか。




それこそが、これまでに私達に命をくださった御先祖様が残してくれた良い習慣なのだと思います。




朝夕にお仏壇に手を合わせる。季節ごとのお参り、お寺での坐禅や写経、ありとあらゆる良い習慣が私達の手すりになってくれているのです。




雨で増水した用水路を注意深く見ることで、普段はなかなか気が付くことができなかった手すりを見て、その有難さを感じました。そして、それと同時に自分自身の心も溺れることが無いようにしなくてはならないと改めて感じました。

お墓参りをすると思い出す・・・



先日、ありがたい御縁をいただき白隠禅師のお墓参りに行くことができました。



白隠禅師とは静岡に大変ゆかりのある和尚様です。



江戸時代に現在の沼津市の原という場所で活躍をした和尚様です。 当時から高名な方でしたので



駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠




とうたわれる程でした。



世界遺産となった富士山と同様に大切にされた和尚様のお墓参りです。



500白隠禅師の墓参り2

お墓




500白隠禅師の墓参り4

お墓



500白隠禅師の墓参り6

お墓




3か所のお墓をお参りすることができました。


500白隠禅師の墓参り1

最初は三島の龍澤寺


500白隠禅師の墓参り3

2つ目は沼津の松蔭寺



500白隠禅師の墓参り5

そして最後は富士市の無量寺跡(現在は竹採公園)です。




白隠禅師が説いた「坐禅和讃」というお経は、私達は生まれながらに仏様のような心をいただいていることを示す



衆生本来仏なり



と始まります。



250年前に亡くなられていますので、当然のことですが、直接お会いしたことも、教えを説いていただいたこともありません。



しかし、私自身この言葉に何度も救われてきました。



感謝しても感謝しつくすことはできませんが、静かに手を合わすことができる御縁をかみしめることができました。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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