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子供と大人 【「子供でも分かるように話しなさい」っておかしくないですか!?】



「人に何かを伝えようと思ったら、子供でも分かるように話しなさい」




500真人会 夏休み子供坐禅研修会 【1日目01




と言う人がいます。私はこの意見に疑問を感じます。

これは未熟な私の意見ですので気楽に読んでください・・・









私は「子供の理解力ってすごい!」と感じています。


確かに知識量は多くないので、難しい言葉は分からないかもしれません。


しかし、余分な知識や思い込みがないので 与えられた情報を素直にそのまま受け止めることができます。


情報→脳







と単純な経路で情報が運ばれます。


それに対して、大人になると知識や経験は増えていきます。


しかし、知識や経験があるからこそ素直に情報を受け止めることができなくなります。

情報→知識や経験→脳

と、知識や経験というフィルターを通して情報を運ぼうとしてしまいます。








情報が素直に脳に入れなくなるのです。




ですから、知識や経験が多い人に何かを伝えたいと考えたとき、先ずは知識や経験フィルターを壊さなければならないのです。




ですから、知識や経験が多い人に何かを伝えることは、子供に何かを伝えることよりも難しくなってくるのではないでしょうか。






さらに「子供でも分かるように話しなさい」には 「~でも」と付いています。



「子供でも」と言う言葉には、大人の方が偉いという前提がないと話すことができない言葉のように感じます。



ですから、「子供でも分かるように話しなさい」という言葉に違和感を感じるのです。

秋葉山のお祭り 【こぼれ話】

昨日、静岡市清水の秋葉山のお祭りについて記事を書きました。
※記事:秋葉山のお祭り【火渡りの修行】はこちらです。



このお祭りを主催するのは秋葉山にある3つのお寺です。



その3つのお寺がお守りしているお堂が山の山頂にあります。




ですから、お祭りに来ている人の多くは山頂のお堂にお参りをします。




・・・残念ながら、以前の私のように




600秋葉山181216 10







お祭り=屋台で買い物




と思っている人も少なくありません。




しかし、あくまでも最大の目的はお参りで、お参りに来た人を相手に商売をしているのが屋台です。





先日、私もお参りをしようと頂上のお堂へ行きました。



すると何人かお堂の前で並んでいたので、私も順番を待っていました。



並んでいるとすぐ後ろの2人組の女性が話を始めました。




女性A
「ね~、ここって神社かな!?お寺かな?」

女性B
「え~、秋葉山ってどっちだっけ?よくわかんない!」

女性A
「あ、前の人が手を叩いたよ!」

女性B
「じゃぁ神社だね!」


「お話し中、申し訳ない。ここはお寺ですよ。」

女性A,B
「・・・あ、そうですか。」





実は、この間違いは珍しいものではありません。



私も子供の頃は知りませんでした。



と、いうよりも神社だと思い込んでいました。







秋葉山のお祭りに行くときには覚えておいて欲しいことがあります。



お祭りは、お参りをして なおかつ屋台を楽しむことができる場所だと言うこと。


そして、お参りをしている場所はお寺であり、火渡りのときに、お経を読みながら火を操っているこの方々は「お坊さん」なのです。







このことを覚えてから1年に1度の秋葉山のお祭りへ行くと、お祭りがより一層楽しめると思います!!

お坊さんって どんな勉強をしているの?

「お坊さんって どんな勉強をしているの?」


と聞かれたことがあります。


一般の方があまり関わることがない「お坊さんの研修」を紹介します。






私が微力ながら手伝いをさせていただいてる臨済宗青年僧の会の研修会が開催されました。



今年(平成30年度)は10月25日(木)~10月26日まで行われました。


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場所は 京都府京都市にある 萬年山 相国寺【しょうこくじ】。臨済宗相国寺派の本山です。




        
主催は臨済宗青年僧の会ですが、臨済宗大本山相国寺様や相国寺専門道場様の多大なる御協力により無事に開催されました。






1日目
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開講式では相国寺管長 有馬賴底老大師 導師のもと受講生全員での読経・御回向をさせていただきました。





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第1講座は開講式に続き、有馬賴底老大師による講座です。 






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第2講座は桜井竜生氏(日本東洋医学会漢方専門医)を講師にお招きし「東洋医学の智恵」と題してお話をいただきました。

興味深いお話の連続で聞き入りました。







その後、案内をしていただき、諸堂拝観。


 



2日目は
 
第3講座

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 相国寺専門道場師家 小林玄徳老大師に「臨済録」と題してお話をしていただきました。緊張感のある講義をしていただき、さび付いた私達の心に油をさしていただきました。




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第4講座は

文筆家の小出遥子氏に「仏教ファンという生き方」と題して講演をしていただきました。
明るく ほがらかな語り口調と、仏教ファンとしての提案や話は興味深いものでした。




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講座終了後、全員で四弘誓願をお唱えし、閉会式を行いました。



1泊2日という限られた時間でしたが、濃密な時間を過ごすことができました。

「こつ」は「こつこつ」 その2

500坐禅と座布団3



先日、「こつ」は「こつこつ」と題して



「心を調えるこつ」とは少しずつ学び、少しずつ体験していくしかないのです。このことを「こつは こつこつ!」という短い言葉の中で表現してくださった和尚様の言葉を紹介させていただきました。

※「こつ」は「こつこつ」その1の記事はこちらです。





そんな「こつ」は「こつこつ」を実践するための道具が紹介されていました。




それが 坐禅専用座布団「ZAFU」です。




500坐禅と座布団4




先日、広告が目に留まりインターネット上にあるホームページを見てみました。




すると、色とりどり様々な坐禅用の座布団が売られていました。

※ホームページはこちらです。




しかし。このホームページを見たとき、私は



「これは便利だ」と思うと同時に



「そんな座布団を購入しなくても家にあるもので坐禅はできるのに!」



と考えてしまいました。




実際に座布団1枚を



500坐禅と座布団1



半分に折れば 坐禅しやすいようになる座布団が完成します。



500坐禅と座布団2




もしも、もう一枚座布団があれば重ねることでさらに坐りやすくなります。



500坐禅と座布団3




これで「こつこつ」と毎日坐禅をすることができる!




と考えていると「ZAFU」のホームページを見ていた妻が




「これは、かわいいね。始めるきっかけになるし毎日使いたくなるね。」




と言ったのです。




坐禅を始めたいと願う気持ちに使ってみたい、使い続けたいと思う気持ちが重なれば、「こつこつ」続ける力はより大きくなる




そんな当たり前のことを見失い




「座布団1枚あれば坐禅ができる」




などと傲慢な気持ちになった自分が恥ずかしいと感じた出来事でした・・・

どうせなら、教会でクリスマスを過ごしましょう。 教会へ行かない方はお寺へどうぞ!

街に出ると、商業施設だけでなく公共施設の中にまでクリスマスツリーが飾られている今日この頃。





世間にはクリスマスという行事が定着し、「良い子にしているとサンタさんがプレゼントを届けてくれる」という現象が当たり前のように認識されています。




しかし、クリスマスを楽しむ人達の中でクリスマスがキリスト教の行事で、教会で祈りをささげる日だと言ことを知っていたり実践している人の割合いは決して多くはありません。





本来の姿から遠く離れた状態が当たり前になってしまっているように感じます。








500宗教とその中身1
本屋さんで仏教に関する本を購入し、






500宗教とその中身2
家に持ち帰り、








500宗教とその中身3
本を開くと








500宗教とその中身4

中身はマンガだった。






こんなことがあれば本を購入した人は、腹を立てたり本を交換したり何かした行動に出るはずです。





中身のマンガを否定しているわけではありません。私自身もマンガは大好きで幼少期から親しんできました。





マンガを購入し、読んでみたらマンガだった。それでしたらなんの問題もありません。





どちらかと言えば幸せな時間です。





しかし、仏教の本を買ったのに中身が違ったら違和感を感じますし、残念な気持ちになります。





本の表紙と中身が違う。





これは、現代のクリスマスの状況に似ている気がしています・・・






ちなみに東光寺(静岡市清水区横砂)では、仏教には深く縁のないクリスマスの日程を考慮しないため、クリスマスイブ(12月24日)から12月31日まで「大人と子供の坐禅会」を毎朝開催しています。





クリスマスを祝う習慣の無い方は是非坐禅会へ来てください。


クリスマスを楽しむけど教会などにはいかない方は、クリスマスの日にあえてお寺に来て坐禅を体験してください。


クリスマスを教会で過ごす人は、26日以降に来てください。




いつでも都合の良い日に来ていただくことができる坐禅会です。お待ちしています!





※大人と子供の坐禅会「冬休み子供坐禅会」の案内はこちらです。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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