妙心寺三門の特別拝観


東光寺(静岡市清水区横砂)
は臨済宗(禅宗)のお寺です。



本山は京都にある妙心寺【みょうしんじ】です。



先日、本山へ研修のため行ってまいりました。



500妙心寺三門1802195

京都の駅から在来線に乗り換えて花園駅まで行き、そこから徒歩数分で妙心寺南門に到着です。



私はこの南門を見ると、



「あ、本山に来たなぁ」



といつも感じています。



そして、多くの場合この門を通ることなく研修会場へと移動していきます。



500妙心寺三門1802196

しかし、今回は気になる看板が!



なんと、三門【さんもん】の特別拝観中だったのです。


500妙心寺三門1802194



妙心寺の三門は、


観世音菩薩と十六羅漢が祀られ、極彩色鮮やかに飛天や鳳凰、龍の図が柱や梁に描かれています。
※妙心寺ホームページより




これまで外からは見たことはありましたが、中に入ったことがありませんでしたので時間を見つけて拝観をさせていただきました。



500妙心寺三門180219

普段は登ることができない階段を登ると、普段近くで見ることができない部分がよく見えます。



500妙心寺三門1802193




500妙心寺三門1802192

そして、妙心寺ホームページの紹介にもあるように、美しい図が絵が描かれていました。




残念ながら写真の撮影は許されませんでしたが、400年以上前に作られたとは思えない門の上には立派な作りと、色彩豊かな絵、特徴的な十六羅漢など、ゆっくりと見ていたいと感じる場所でした。




なかなか見ることができない、足を踏み入れることができない場所ですのでこの機会に拝観できる方は是非拝観していただければと思います。。

※妙心寺のホームページに内部の写真の一部が写っていましたので興味のある方は是非ご覧ください。

いつでも どこでも 坐禅会

東光寺(静岡市清水区横砂)では毎月第3土曜日の午後7時30分より坐禅会を行っています。
※坐禅会についてはこちらをご覧ください。





さて先日も坐禅会が開催されましたが、この日は金曜日。




500出張坐禅会180216

見慣れない座布団です・・・




500出張坐禅会1802162


さらに、見慣れない部屋の作り、見慣れない掛け軸・・・・



そう、ここは東光寺ではありません。



なんと、静岡県庁の和室です!!



県庁の健康指導課よりご依頼を受けて職員さんの健康管理の一環として「出張坐禅教室」をさせていただきました。



東光寺への依頼と言うことで、住職と私(副住職)で行ってまいりました。



30名を超える県の職員さんが参加をしてくださり、皆様静かに坐禅を体験してくださっていました。



健康指導課の方々が入念に準備をしていただいたおかげで、なんとか無事に終えることができと思っています。有難い御縁をいただき感謝申し上げます。



これまで、喫茶店やカルチャースクール、児童クラブ、お母さんサークルなどでこれまで「出張坐禅会」をさせていただいていますが、



「え、坐禅会ってお寺でやるものではないんですか?」



と聞かれることもあります。



もちろん、お寺という静かな場所での坐禅も良いものですが、お寺でなくてはいけないということはありません。



いつでも どこでも 何人でも 自由に行うことができるのが坐禅です。



もしも坐禅に興味がある方がいれば、お近くの坐禅会に参加してみてください。



気がついていないだけで坐禅を体験できる場所はすぐ近くにあるものです。



インターネットだけでなく、お寺の門の近くの掲示板などに様々な情報がありますので近所のお寺の前を通過するときなどいつもより張り紙などを注意深く見て見ると新たな発見があるかもしれません!




※朝日カルチャーでのイス坐禅について興味のある方はこちらをご覧ください。
500ボタン イス坐禅と写経 セノバ

保育園児の坐禅体験 【平成30年1月】

日本に寒波がやってきた影響で、本堂は朝から冷え切っています。

500保育園の坐禅体験1801241
室温が4℃・・・




そんな寒い日でも予定通り東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は坐禅体験にやってきてくれました。





500保育園の坐禅体験1801242

年長組さんも





500保育園の坐禅体験1801244

年中組さんも真剣に取り組んでくれています。






500保育園の坐禅体験1801243

今月(1月)は、大般若祈祷会【だんはんにゃきとうえ】という行事があることを紹介しました。




もちろん、このような法要が行われていることを知っている園児はいませんでしたので




「みんなの知らないところで、たくさんの人達が、みんなに良いことがありますようにと祈ってくれているんだよ。みんなが気がついていないだけで たくさんの人に知らないうちに助けてくれていることを忘れないでね。」



と話すと、園児たちはニコッと微笑みながら



「はい!」



と答えてくれました。



坐禅の後はお茶を飲んだりお菓子を食べるのですが、今日のお菓子は小さなシュークリームでした。



このシュークリームはある檀家様が



「子供達は坐禅とかで頑張っているときに食べさせてあげて」



と持ってきてくれたものです。子供達には



「このお菓子もさっきのお参りと同じように、みんなが気がついていないだけで たくさんの人に知らないうちに助けらえていることを教えてくれています!!」



と言うと、先ほどよりも大きな声で「はい!」と返事をしてくれました。



お菓子の魅力には、かなわない気がします

写経会開催報告 と紹介【平成30年1月】

500写経会1801232



東光寺(静岡市清水区横砂)では毎月23日午前10時から写経会を行っています。



今月【平成30年1月】も無事に写経会を開催することができました。



500写経会180123




今月の6日に静岡新聞のアステンでも写経会のことを紹介していただいた効果なのか、大勢の方が参加してくださいました。
※アステン掲載についての記事はこちらをご覧ください。



これまで写経会での法話内容を紹介してきましたが、写経会の内容や特徴をあまり紹介してきていないことに気がつきましたので紹介をさせていただきます・・・




日時

・毎月23日午前10時




納経料

・1巻(写経した用紙1枚)を納経(のうきょう:お寺にお経を納める)する際に1,000円を納めていただいています。






特徴


・誰でも参加できます
「檀信徒だけしか参加できないと思っていた」と言われたことがありますが、そのようなことはありません


・イスに座っての写経です。
「正座をして写経をしたい!」と希望される方がいらっしゃれば座布団と低い机を用意しますが、これまで希望されたことはありません・・・皆さんイスの方が良いとおっしゃいます。


・字が下手でも問題ありません
「写経は字が上手か下手かは関係ない。仏教の教えを大切に丁寧に書くことが重要です」との考えで写経会を開催しています。写経用紙を納める箱(納経箱)を用意していますので、他の参加者に自分の書いた写経用紙をじっくりと見られることはありません。


・般若心経【はんにゃしんぎょう】という300文字ほどのお経を写経しています。


・写経終了後、お茶を飲んだりお菓子を食べながら参加者同士でお話をすることができます(自由参加)


・手ぶらでも参加できる
写経用紙、筆ペン、下敷きなど必要なものは御用意しています。もちろん、御自身の道具を持参していただいてもかまいません。


・写経会に2回参加すると東光寺特製の「納経帳」を差し上げます。








写経会の流れ

10時00分
挨拶・法話(仏教のお話)


10時10分
読経:皆様と一緒に般若心経をお唱えします。
静坐:姿勢と呼吸を調えます。


10時15分頃
写経開始


10時50分頃
写経終了、お茶





となっています。興味がある方はぜひ一度ご参加ください。

お札の意味 【除夜の鐘 その2】

お札の意味 【除夜の鐘 その2】


500除夜の鐘 裏面1 名刺サイズ


東光寺(静岡市清水区横砂)では毎年12月31日に除夜の鐘を撞きます。



東光寺の除夜の鐘はどなたでも撞いていただくことができるものです。



そして、除夜の鐘を撞いていただいた方に1枚ずつお渡ししている「お札」があります。



先日は、お札の表書きについて紹介をさせていただきました。



500除夜の鐘 参拝者用 御朱印 瑠璃殿 名刺サイズ

これが表書きです。

※お札の意味 【除夜の鐘 その1】はこちらをご覧ください。







500除夜の鐘 裏面1 名刺サイズ

そして、裏はこのようになっています。



裏には日付と数字が書かれています



第一番から始まって





500除夜の鐘 裏面2 名刺サイズ

第二番、第三番・・・と続きます。



これは何番目の除夜の鐘をついたかを示しています。



除夜の鐘といえば一般的には108回つくということになっていますので、昨年までこの「お札」の裏側は108番までしか作っていませんでした。



500除夜の鐘 裏面108 名刺サイズ



しかし、ここ数年は108人以上の方が除夜の鐘を撞きに来てくださいますので途中で御札がなくなってしまっては申し訳ないということで、



108番の次も108番、



その次も108番・・・



と、108番目の札を複数枚用意していました。



その際、



「何で除夜の鐘は108回撞くのだろう?」



と疑問に感じて調べてみようと考えました。



108個の煩悩を払うために108回除夜の鐘を撞く



ということまでは知っていましたので、具体的にはどんな煩悩があるのか調べたくなったのです。



もしも、108個の煩悩というものが具体的にどこかに記されているならば、是非この「お札」の裏にも



「何番目のどのような煩悩を払うために撞いた」



ということを書きたいと考えました。



しかし、なかなか108個の煩悩を具体的に示した文献は見つからず、多くの仏教に関する本を読んでみるといくつかの説が出ていることに気がつきました。



「仏教語源散策(中村元先生)」にも108についての解説がありましたが・・・



具体的な煩悩の名前や種類の紹介はなく、複数の説が紹介されていました。



また、さらに調べていると「108」という数は様々な場面で使われており、煩悩が108あるから108なのではなく、大変数が多いことを示していることもあるようです。



と、言うことは、除夜の鐘は108回だけでなく、何度撞いてもいいと考えることができるはずです。




人間には数多くの煩悩があることを「108」に例えているならば、109以上の煩悩があっても、なんら不思議はありません。



109個以上に煩悩があるとなれば、その煩悩を滅するためには109以上の除夜の鐘のつかなくてはいけない!!



ということになります。



500除夜の鐘 裏面109 名刺サイズ



ですから、今年から多くの方に来ていただき、数多くある煩悩を1つずつみんなで払っていただきたい、ということで109、110・・・と新たな数字を書き足しました。



108以上の数が書かれた「お札」を受け取った方の中には驚いた方もいらっしゃるかと思いますが、108以上の数字を見たとき、



私達には多くの煩悩がある。しかし、その煩悩を私たちは自身が振り払うことができるのだ



と、いうことを108以上の数字を見た時にも是非感じていただければと思います。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる