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始めの一歩は大切です

教育実習(高校物理)で、動摩擦係数と静止摩擦係数はどちらが大きいか気合いを入れて1時間かけて証明したところ、指導教官に


「説明は分かったけど、1時間かけて説明すること?」


と言われたことがあります。


高校生に1時間かけて説明したことを10文字であらわすと


動き出せば楽になる!


と、なります。

物を押して動かそうとすると、地面との間に摩擦が生じます。

実はこの摩擦力が一番大きいのは動き出す直前なのです。

重たいものを動かそうとして一生懸命押してもなかなか動かないのに、動き出したら意外と簡単に動いたという経験は誰もがしていることでしょう。

誰もが経験していることを貴重な1時間をかけて数式を使って説明しているのですから、指導教官があきれるのも当然です。






しかし、“摩擦力が一番大きいのは動き出す直前”というのは物理の世界だけではないように感じます。


私達が普段の生活の中で何かを始めようとするときも同じなのではないでしょうか。





500こまめ 遠くを目指して歩く

遠くを目指しても、なかなか初めの一歩が踏み出せない。




500左足出して歩くこまめ 白黒

しかし、一歩でも踏み出せば、歩み続けることができ、




500旗もってゴールこまめ カラー

目標地点に到達する!






仏教は、迷いや苦しみの世界から離れることを目指します。


迷いや苦しみの世界から悟りの世界へと到達しようとしています。


この悟りの世界へ到達しようと特にがんばる強化週間が「お彼岸」です。






「彼岸」とは、「到彼岸(とうひがん)」の略で、悟りの世界(人間完成)に到達することを言うのです。


そして、そのために悟りの世界に到達するために六つの正しい実践(六波羅蜜)をしよう!!


と説いているのです。






もちろん、修行は毎日の積み重ねなのですが なかなか急に始められるものではありません。


しかし、お彼岸という動き出すためのきっかけを利用しないなんてもったいないことです。




“摩擦力が一番大きいのは動き出す直前”であり、動き出したら意外と簡単に動き続けるわけですから、お彼岸などを最初の一歩を踏み出すきっかけにしてみるのも良いかもしれません。

お彼岸だからこそ 【えほん】 おばあちゃんのおはぎ を読んで欲しい



以前、絵本を作りました。

子供達にも知って欲しいと感じた出来事があり、妻に絵を依頼しました。

以前からこのブログに掲載をさせていただいていますが、このたび「アルバム機能」を利用してみました。







タイトル 「おばあちゃんのおはぎ」

絵・文 寺嫁まめこ

監修  横山友宏








パソコンの画面(横長)用とスマートフォンの画面(縦長)用に2種類作成しました。


内容は同じですので、お好みの形でご覧いただければうれしいです。






スマートフォン(縦長サイズ)の方はこちらをクリックしてください。
640おばあちゃんのおはぎ スマホ用01







PC(横長サイズ)の方はこちらをクリックしてください。
おばあちゃんのおはぎ スライド用 横長01

なぜ、お彼岸には“おはぎ”なのか!?

500おはぎ・牡丹餅



もうすぐ、秋のお彼岸です。


お彼岸と言えば“おはぎ”ですね!!


最近ではお彼岸という言葉も使われることが少なくなり、若者からすれば、「お彼岸と言えば“おはぎ”」はすでに死語かもしれません・・・


先日も坐禅体験にやってきた園児におはぎの写真を見せて名前を聞きましたが、正解率0%の難問だったようです。





では、なぜ「お彼岸と言えば“おはぎ”」なのでしょうか?


お正月には鏡餅を飾り、葬儀のときにはお団子をお供えします。これらと同じように


お彼岸におはぎを用意するのは、「大切な時には特別なものを!」という気持ちの表れだと考えています。





お彼岸にはご先祖様にお参りをします。


そして、ご先祖様にお供えするのがおはぎです。


仏様や御先祖様への御参りの際の御供え物は「できるだけのことをする」が前提となります。



お菓子を御供えするときにも「できるだけ良いものを御供えしたい」と言う気持ちが大切なのです。


と、いうことで「できるだけ良いお菓子」を御供えする必要があるのです。


様々なお菓子にあふれる現代では「できるだけ良いお菓子」と言われても、多くの種類のお菓子が出てくるはずです!


しかし、砂糖など甘いものが大変に貴重だった時代にはお菓子の種類は現代のように豊富ではありませんでした。そして、貴重な砂糖を豊富に使うお菓子の代表が「あんこ」や羊羹【ようかん】だったのです。ですから、


できるだけ良いお菓子 = あんこ


となるのです。


さらに、このあんこで普段は口にすることができなかった“もち米”を包むことは、本当の贅沢であり「できるだけ」の象徴だったことでしょう。


ですから、今でも“お彼岸にはおはぎ”という習慣が残っているのだと思います。




この習慣の意味を見つめ直し、ご先祖様を始め周囲の方々に支えられて生きていることを感謝し、自分自身もできるだけのことを周囲に対してして過ごすのがお彼岸なのかもしれません。

お彼岸よりも3連休・・・

おはぎ140321


 本日(3月21日)はお彼岸のお中日です!!東光寺にも御参りにみえる方があります。






 しかし、私のFacebook(フェイスブック:インターネットでの交流の場所)でお付き合いのある10代後半から同年代(30代)の人達が発信する言葉の中に


 「お彼岸」という言葉はまったく出てきません・・・

  出てくる言葉は「3連休」ばかりです・・・






 このままで良いのか!???






 「お彼岸」とい言葉の意味をもっと同年代または、その下の世代に伝えれいかなくては!




 という気持ちになりました!!

お彼岸とは

 お彼岸ですね!!

下記の内容は以前、私が「お彼岸」についてブログで紹介をさせていただいたものです。


今年は


「持戒」



について詳しく紹介をしようと、お話を作成しています。もしもお時間がある方は下記の内容も読んでおいていただけると嬉しいです!!




彼岸花120919


 春分と秋分の日を中日(ちゆうにち)として前後3日、計7日間を「お彼岸」と言っています。



 仏教での「彼岸」とは「到彼岸(とうひがん)」の略で、悟りの世界(人間完成)に到達することです。


 つまり、お彼岸の期間は悟りの世界に到達するために六つの正しい実践(六波羅蜜)をし、人間完成に向けて修行をする期間と言われています。



 こうしたお彼岸の期間中に仏壇を掃除し、お花やぼたもち(おはぎ)・団子などをお供えし、菩提寺へのお参りやお墓参りをします。このようなお参りや御先祖様への供養は六つの正しい実践の一つです。




下のリンクは 以前、「お彼岸」について紹介したものをまとめてみました。


彼岸120919 お彼岸って何!? 

  彼岸120919 六波羅蜜って何!? 

      彼岸120919 布施・・・みんなで力になりましょう。

      彼岸120919 持戒・・・みんなで決まりを守りましょう。

      彼岸120919 忍辱・・・みんなで辛抱しあいましょう。

      彼岸120919 精進・・・みんなで励む心を養いましょう。

      彼岸120919 禅定・・・みんなで静かな心を保ちましょう。

      彼岸120919 智慧・・・みんなで信心の灯びを掲げましょう。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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