浜施餓鬼を開催しました!【平成29年】

毎年8月16日は同じような内容になってしまいますが・・・



大切な行事なので今年も紹介させていただきます。





東光寺は静岡市清水区横砂という地にあります。



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横砂地区では1年に1度 浜施餓鬼【はませがき】という行事があります。





横砂には現在の袖師埠頭があるところに大きな砂浜があり漁業も盛んな地域でした。また、昭和の時代までは海水浴場があり、夏にはJRの臨時駅も開設され大変なにぎわいだったそうです。




この海で毎年開催されているのが 浜施餓鬼  という 





漢字の通り 「浜」 で行う 「施餓鬼」 です。





施餓鬼とは亡くなったご先祖様や縁のある方、そして縁のない方まで全てをお参りする法要です。法要では餓鬼に洗米と言って洗ったお米やお水をお供えし供養すると同時に水一滴・お米一粒でも満足することができるはずの自分の心を見つめ直す法要です。




一般的な「施餓鬼」では、各寺院の檀信徒の御先祖様をお参りしますが、浜施餓鬼では海で亡くなった方を御供養します。




 砂浜があった時代は砂浜で、その後も海の近くの公園で行ってきましたが、十数年前から東光寺の本堂で開催をしています。




 今年も参加者と共に海の方角に向かいお参りをさせていただきました。




 自治会長さんをはじめ、担当をしてくださった地域の方などが中心になり準備をしていただき多くの方がお参りをしてくださいました。




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 子供達に地域の行事を経験してほしいと考え、夏休みの子供坐禅会に出席をしてくれている子供達や保護者の方に声をかけさせていただいたところ、多くの参加者が浜施餓鬼に参列してくれました。





 参列者と一緒にお経をお唱えし、御詠歌【ごえいか】、そして回向【えこう】をさせていただきました。




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子供達は坐禅会以外のお寺の行事へ参加する経験があまりありませんが、立派にお参りをしてくれました!

施餓鬼会【せがきえ】開催報告 平成29年

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東光寺(静岡市清水区横砂)では、毎年8月7日は、ご先祖様をはじめ、すべての霊を供養する山門大施餓鬼会(さんもんだいせがきえ)を行っています。





施餓鬼とは、餓鬼【がき】に施す【ほどこす】と書きます。




餓鬼とは満足をすることを知らず、貪り続ける状態のことを言います。



ところで、皆様は「餓鬼」というとお腹がポコッと出てひたすら何かを食べ続ける妖怪のような生き物を思い浮かべませんか。私は僧侶になるまで漫画や挿絵でみる餓鬼という妖怪の姿を思い浮かべていました。




確かに餓鬼とは感謝することも満足することも知らないで、欲望に振り回される者のことです。



しかし、餓鬼はどこか遠くにいる特別な妖怪ではありません。



欲望に振り回される私たちの心の中にもいるのです。




「施」という字は見返りを求めない気持ちも表していますので、見返りを求めず餓鬼に洗米と言って洗ったお米やお水をお供えし供養すると同時に水一滴・お米一粒でも満足することができるはずの自分の心を見つめ直す法要が施餓鬼会なのです。




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今年も多くの和尚様方、檀信徒の皆様でお参りをすることができました。




今年は台風の接近による大雨も心配しましたが、無事に開催することができました。




今年は例年以上に気温が高く、汗が止まらなくなるほどでしたが、前々日の準備に引き続き、朝から多くの方にお手伝いをいただき無事に法要を終えることができました、ありがとうございました。

久しぶりに 東光寺のホームページに新たなページが加わりました。

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平成26年5月に東光寺のホームページを大幅改装してから早くも3年が経ちました。




坐禅会の日程や、寺子屋体験など体験告知等少しずつ変化をしてきましたが、このたび新たなページを加えることができました。




その名も・・・





寺嫁まめこの一言通信
※ここをクリックすると東光寺ホームページへ移動します



です。




寺嫁まめこの一言通信 第1号から最新刊である20号まで全て掲載しています。





寺嫁まめこの一言通信、通称『まめこ通信』はお寺のことをもっと知ってほしいという想いで



「名古屋の普通の家庭で育つも、なんのご縁か、静岡のお寺の副住職と結婚したペンネーム(!?)「寺嫁まめこ」



と自己紹介をする妻が始めました。



ご家族皆さまで読んでいただけるように、できるだけ難しい仏教用語をかみ砕いて書いてくれています。



かみ砕きすぎて住職チェックで書き直しを言い渡されることもありますが・・・




ホームページで紹介しているのは住職チェックを見事にすり抜け、実際に檀信徒の皆まさに配布をさせていただいたものです。




興味のある方は東光寺ホームページ(寺嫁まめこの一言通信)へ移動していただき、画像をクリックしていただければ、記事をご覧いただけます!!





ちなみに最新刊(20号)は平成29年6月発行の「開山忌特集」です。



下の画像をクリックしていただければ大きな画像ファイルでお読みいただけます。
※ホームページは画像ファイルではなくPDFファイルでお読みいただけます。



1ページ目
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2ページ目
500まめこ通信0202

菩提樹の花が満開 【平成29年】

毎年6月の初旬に出す恒例の問題です。




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さて、何の花でしょうか?


近づきすぎですか?


では、少し離れます・・・・


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そうです、菩提樹【ぼだいじゅ】です!



菩提樹と聞いて「お釈迦様!」




と連想できる方は、かなり仏教に詳しい方だと思います。




お釈迦様は菩提樹の木の下で坐禅をされて、悟りを開かれたと言われています。




そのため、仏教では菩提樹を大切にしています。




そして、東光寺(静岡市清水区横砂)にも菩提樹の木があります。



東光寺の菩提樹は



福岡県太宰府市にある戒壇院の菩提樹を分けていただいたものです。



戒壇院の菩提樹は、あの鑑真和上【がんじんわじょう:社会の教科書でもおなじみの、奈良時代に正式な仏教を伝えるために中国から日本にやってきた僧侶】が植えた菩提樹です。



つまり、東光寺の菩提樹も鑑真和上とゆかりのある菩提樹となります。



毎年、この時期になるときれいな花を咲かせます。



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今年も本堂を出ると、やさしい甘い香りがする季節になりました。



東光寺の菩提樹はまだまだ若い木です。



まだまだ毎年成長を続けています。




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これが昨年(平成28年)の姿




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そして、これが今年の姿




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その木を見ると多くの花を開かせていることに気が付きます!



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小さく可憐な花が無数に咲いています。



今年も匂いに呼ばれて蜂たちがやってきています!!




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花が咲いている時期は長くありませんが、東光寺へお越しの際には足を止めて楽しんでいただければ幸いです。

禅寺の行事は「祈り」というより「修行」だ!!

東光寺(静岡市清水区横砂)臨済宗のお寺です。



臨済宗とは、禅宗と呼ばれる坐禅をとても大切にする考え方のお寺です。



先日、



「臨済宗の特徴はなんですか?」



と質問をする一般の方に、ある和尚様が



「臨済宗のお寺の行事の中心が祈りというより、修行をするのが特徴です」



と答えていたのが印象に残っています。




確かに、東光寺の恒例行事を思い出しても、




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坐禅会や





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写経会、




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布薩【ふさつ】





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さらに、御詠歌など、ひたすらに「祈る」と言うよりは、なにか行ずる(体を動かす)修行が多いことに気が付きます。



※東光寺の月例行事についてはこちらをご覧ください。





江戸時代の大変有名な白隠禅師という臨済宗の和尚様が残された



「動中の工夫は 静中に勝ること 百千億倍」

※動中とは作務などの体を動かす修行、静中とは坐禅を意味し、「作務などの日常を大切にすることは坐禅をするよりも、よっぽど尊い」ことを意味する言葉。




という言葉も、坐禅もそれ以外の修行も大切だと説いています。




「祈りというより、修行をするお寺」




私も臨済宗の説明として、これから使っていこうと思える言葉を知ることができてありがたいと感じています・・・
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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