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お知らせと過去の記事まとめ

【紹介】
おばあちゃんのおはぎ スライド用 横長01
絵本 【おばあちゃんのおはぎ】 を作りました。御興味ある方は是非ご覧ください。
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【開催報告】
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紙袋と風呂敷とエコバック

先日、稚児行列の説明会に同席させていただきました。



稚児【ちご】とは“小さな子供”を意味する言葉です。


仏教などの行事の際に、清らかな心を持っている子供達が美しくよそおって行列を組み、道を歩くことを稚児行列と言います。そして、清らかな稚児行列の後ろを主役となる方が歩きます。







この稚児の衣装を持っていると言う人はほとんどいません。


ですから、行事の際には貸し出しをするのです。



600稚児衣装準備1




きれいに衣装を並べて、後は保護者が来るのを待つだけです。






600稚児衣装準備2


この時、用意されている稚児衣装の・・・・




600稚児衣装準備3

紙袋を見てある和尚様が




「そっか、今は紙袋を用意するんだね。」



と言ったのです。この和尚様の言いたいことが理解できずにいると



「昔は みんな 風呂敷を持ってきていたんだよ。今の若い人は風呂敷持ってこないもんね。」



と教えてくれました。



私は普段から衣やお土産などを風呂敷に入れて持ち運ぶ習慣がありますが、僧侶以外の同世代の方が風呂敷を使っている場面に出会うことはほとんどありません。



しかし、この和尚様が言いたかったことは風呂敷を使うか使わないかの話しではありません。



借りる衣装を持ち帰るための袋を持ってくるのか、持ってこないかと言うことなのです。





風呂敷なり、紙袋なり、エコバックを自分で用意することは、「思いやりの心」だと私は考えています。


何かを借りるときや買い物をしたとき、相手が袋を用意していただけることは多々あります。


しかし、相手に何かをしてもらうのではなく 今自分にできることは、自分ですることはとても大切です。


その中の1つが“風呂敷やエコバックを持参すること”です。


私達は 何かしてもらうことが当たり前になると 感謝の気持ちを忘れます。



過剰なサービスがあふれる現代は、多くの人達が“何かしてもらうことが当たり前”になっているように感じます。


何かしてもらうことは当たり前のことではないと実感するための第1歩こそが
“自分にできることを精一杯する”ことであり、相手のことを考えて行動をすることではないでしょうか。


親切な看板を発見しました!!


【親切】

相手の身になって、その人のために何かをすること。思いやりをもって人のためにつくすこと。また、そのさま







先日、お世話になっているお寺でのイベントを訪ねたとき、とても親切な看板を見つけました。


トイレの案内です。


詳しいことは書かず、あえて





600親切な看板1


石階段横にあります 探してください





と書いてあります。





会場内でもう一枚見つけました。






600親切な看板2


見た目は違いますが、内容は同じです。




最近は、親切すぎる看板や案内が街中にあふれているように感じます。


さらに、スマートフォンを使えば なんでも知りたい情報を得ることもできます。

そんな時代の流れに対抗したかのような、一見すると不親切な看板に心ひかれました。





看板を作成した御住職に話しを聞いたところ


「こう書いた方が 自分で考えて場所を探そうとするんだよ」


とのこと。あえて不親切にも感じられるような書き方で、見た人の考える力を引き出していたのです。そして、御住職はさらに


「この看板にしてからトイレの場所を聞かれることが減ったんだよ」



とも教えてくれました。




なんでも丁寧に説明することだけが親切なのではなく、相手に考えさせることが親切な時もあることを教えていただきました。





仏教聖典に


愚かな人とは自分に示された他人の親切に感謝できない人である。


との教えがあります。



普段の生活の中にある、この看板のような「本当の親切」に素直に感謝できる人間になりたいと感じます。

寺嫁まめこのひとこと通信 VOL.1


 結婚するまで(結婚後もしばらく)お寺で生活をしたことがなかった妻が、実際にお寺で体験し学んだことを伝えるために皆様に発行している「お便り」である、寺嫁まめこのひとこと通信 がいろいろあって、改装されました。




なんと“毎月ほぼ8日に発行”という目標も持ったようです。




今回は「11月11日はポッキーの日だけじゃない!あの人に学ぼう!!」です。



600まもこ通信vol1

※写真をクリックすると、大きな図で表示されます。
※PDFファイルでご覧いただける環境の方はこちらをクリックしてください。







 東光寺(静岡市清水区横砂)では少しでもお寺のことや仏教のことを多く方に知っていただきたいと、


東光寺ホームページ

・ブログ(新米和尚の仏教とお寺紹介寺嫁がみつけたゴキゲンの種)、

・お便り、本山関係の冊子、

・法話




など様々な方法で紹介をさせていただいています。





その中の1つに





寺嫁まめこのひとこと通信





があります。 発行依頼、東光寺から配布されるものの中で最も「楽しみにしています」と言われるのが、この「寺嫁まめこのひとこと通信」です。
※過去の「寺嫁まめこのひとこと通信」はこちらでご覧になれます。




やっぱり ご飯は残さない方が良い

500施餓鬼と食事170717




先日、 ”学校給食は「残すな」より「食べ残せ」が正しい” という衝撃的な見出しを発見してしまいました。


記事は東洋経済オンラインで紹介されており、20年以上教員として勤めてきた教育評論家の親野智可等氏が書かれたものでした。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181106-00247115-toyo-bus_all&p=1
※記事はこちらです。





私は普段、自分の子供にも、お寺体験にやってきた小学生にも


「食事は残さず食べましょう!」


と伝えてきました。




小学生が40人程度集まってお寺を1日体験する東光寺(静岡市清水区横砂)の寺子屋体験では昼食を出します。



このときも「残さず食べましょう!」と必ず伝えます。



それは、仏教では




今、目の前にある食事を食べることは多くの命を私達が奪うことです。

これらの命を蘇らせることはできません。

また、これらの食事がここに準備されるまでには想像もできないほど多くの方の努力がありました。

だからこそ、食事をする私達にできることは「一所懸命 食事をすること」しかないのです。







と考えているためです。



500寺子屋体験食事h27




これらを毎年実践していますが、これまで食事を残した子供は誰もいません!!




もちろん、「残さず食べましょう!」と言っているからだけではありません。



全員で完食するために行っているのは



「作る量を考え適正にすること」そして、「最初の最初に盛り付ける量は少なくし、お代わりを自由にすること。」



です。たくさん作りすぎることが無いようにして、少なめに盛り付ける。たったこれだけの工夫で毎回完食ができているのです。




ですから、「食べ残せ」という記事の題名を見たときに腹が立ち



「なんなんだ、食べ残せとは!」


と怒りながら記事を読みました。




記事を読んでみると 所々私と考え方が違う部分もありましたが、驚いたことに結論は私と同じだったのです。




親野智可等氏は記事の最後に



「満腹になるまで食べない」指導をすることこそが大事



と書いてあるのです。これは腹七分目が健康のため非常に良いためです。



そして、これを実践するために、初めから配膳量を減らすことも大切だとも書かれています。






東光寺の寺子屋体験で子供達が毎回必ず昼食を完食する理由はまさに


配膳量を減らし、腹七分目の量しか作らない。


なのです。すると、


「体は健康的になる上に、目の前の命(食事)と向き合うことができ、しかも食べ残しもない」となるのです。

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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